難聴の方のためのカード

2008年04月03日

うちの教室で、もともと片方の耳が聞こえない方がいらっしゃいました。
数か月前のある日、もう片方も聞こえなくなってしまいました。突発性難聴ということで、只今治療されております。
しかし、いろんなところで不便なことが多いようです。

筆談をお願いしたいのだけど、受け入れてもらえず、流されたり、耳が聞こえないのでと先に伝えておいたにもかかわらず、かなり待たされたり・・・

筆談や、ゆっくりしゃべることは、そんなに大変なことでしょうか?
私は、筆談は難しいとしても、ゆっくりしゃべって口元を読みやすくしてあげるのは、大変ではないと思います。私の父も身体障害者で、小さい時から父のはがゆさや、苛立ちをずっとそばで見てきました。だから、余計に腹が立ちます。

どうして、自分に置き換えて客観的に見ることができないのでしょうか。
自分がされたらどう思うか。と考えて行動するならどうでしょう?
そんなことも考える余裕がないほど、忙しいのでしょうか。

みんな一人では生きていけません。
誰かの力を(たとえそれが見えないとしても)借りて生きて行っているのではないでしょうか。

なった人でないと、わからないです。だからこそ、余計に自分がなったらどういう気持ちだろうかと
思うと、恐怖でたまらないと思います。いきなり無音の世界になるわけです。
彼女は”疎外感がある”とおっしゃっていました。そりゃぁ当たり前だと思います。
これを前向きに考えて!なんてそんな軽率なこと言えません。
自分の現状と同じ目線でものを言うなんて、失礼極まりないと思います。
どんなに辛いだろうと思うと、言葉さえ出ません。

だからと言って、決して”かわいそう”ではありません。
ただ、私にできることは、少しでも彼女の生活にストレスを増やさないようにパソコンを使ったことで
何かお役に立てないかと思ったので、カードを作ってみました。これはご本人さんにこういうカードがあったらどうですか?とおたずねした上です。
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これを半分に切って、ラミネートで加工して、穴あけて紐を通して、バスや公共施設などに行って、困る時に使ってもらえたらと思います。
役場でも、筆談でお願いしますと言ったのに、してもらえなかったそうです。

彼女は、帰り間際に”私みたいに、難聴になって、山鹿でも苦しんでいる人いるのではないでしょうか?
きっと目立たないけど、そういう人もいらっしゃるですよね?そういう人たちと意見交換できたら・・”なんておっしゃっていました。

実は私もそれを思ってて、彼女に今日からブログしませんか?とお話したところだったので、
もしかして、ブログを通して交流できるようになってもらえればいいなぁって思っています。
ここにこの記事を載せるのはどうかなぁ・・って思ったのですが、やっぱりこういうこともあるんだということも知っていただきたいですし、同じように思われている方もいらっしゃるかもと思って掲載させていただきました。

ブログに載せる写真をと思い、彼女と一緒に外に出て桜を撮りました。
”わぁ~~!きれいね。私はこうやって(病院と仕事の往復などで)立ち止まって花を見ることがなかった!何年ぶりだろう。”っと。デジカメを初めて触る彼女の撮った写真は、すぐデスクトップの背景にしてみましたよ♪とってもきれいだとず~っとおっしゃっていました。
よかった。少しでも気分が晴れてくれると、また私も頑張れそうです。

たんぽぽデスッ。


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